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こんばんは。
本日はS.H.フィギュアーツ、スコーピオンゾディアーツのレビューです。

好評展開中のアーツフォーゼシリーズからまさかの怪人一般発売枠ということで、園田紗理奈先生がスコーピオンスイッチにて変身する幹部怪人、スコーピオンゾディアーツが先日発売されました。
おそらくコレの売れ行きによっては、今後、ライダーの怪人たちも限定ではなく一般販売が増えていくのかもしれません。
これからの動向に注目していきたいですね。

さて、それではまずパッケージ
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 一部では高級チョコみたいとか言われているようですが、ほんとソレっぽいです。
シックながらも自己主張しすぎない星の煌めき感。
デパートのチョコ売り場に置いてあったら思わず手に取りたくなる高級感あふれる仕上がりのパッケージとなっております。 

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2012年7月21日発売。お値段3675円です。

今回ブリスターは二段になっており、二段目をマントが占めています。
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・本体
・交換用左手首*3
・交換用右手首*2
・ゾディアーツスイッチ
・マントパーツ一式

蹴り技主体の格闘戦を得意とするキャラらしく、武器の類は付属していません。
その代わりにというわけではないでしょうが、ゾディアーツスイッチがついています。 
・・・個人的にはこの他にホロスコープス専用スイッチがついてもよかった気がしますが、劇中怪人形態の時には見えないためか、スコーピオンスイッチは付属していませんでした。
残念。
ちなみにゾディアーツスイッチは追加塗装しています。(前エントリ参照)

全身。
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髑髏の上に蠍が乗っているような独特のマスクに星座の形を模して配置された宝玉、細かく描かれたモールドなど、非常に特徴的なデザインをしています。
園ちゃん先生の可愛さなど微塵も感じさせない、かっこいい系の怪人ですね。
しかしよく見ると体型が若干女性的に見えるようにされていて、なかなか秀逸なデザインであることが伺えます。

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アーツ的にも非常に出来が良い一品でした。塗装、造型ともになかなかの再現度だと思います。
星座の星部分や目などはクリアパーツが使われていて綺麗ですし、全体的に塗装のはみだしなどもなく良好でした。
イマジンや腕アンク(主人公サイドの面々)を除けば、初の怪人一般発売枠ということで担当の気合も人一倍入ったんではないでしょうか。
・画像大きめです。細かい部分はクリックでどうぞ。


マント装着状態。
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マントは硬質素材で、前後から本体を挟み込む形で装着します。
背面のサソリマークなどもきれいに作られていて凝っているのがわかります。なかなか雰囲気が出て素晴らしい付属品です。
ただ同時に今回の唯一の残念ポイントもまたこのマントでありまして、これを装着すると可動がほぼ死にます。

昔のブリキのオモチャよろしく腕が根元から動くのと首が左右に振れる程度、というくらいまで可動が制限されます。
番組後半のすぐ脱いで動きたがる幹部はともかく、スコーピオンはマントを翻しながら蹴りを放つさまもかっこよかったので、ここはなんとか頑張って可動式にして欲しかったところです。

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肘を曲げたようなポーズもかろうじて取らせることはできますが、角度限定です。
これ↑を後ろから見るとこんな風に間抜けです。
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さてさて。
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それでは可動を制限されるマントは脱ぎ捨てて、本体に頑張って動いてもらいましょう。
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そういえば本編初マント脱ぎ捨てのこの場面、下にバサリと落とす感じは、投げて脱ぎ捨てるより女性っぽいですよね。
そういうところも考えて演じてたりするんでしょうか。


\ほっ/
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足癖が悪い園ちゃん。
以下、しばしの間さそりなのだ先生の足癖の悪さをご堪能ください。

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/えいっ\

ガシッ
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\ん?/     \ぴょんっ/
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\危ねっ!/
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\ふう・・・危なかっt 
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えっ?
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さらに回って

もういっちょ!
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/ぎゃあー\


捕まえようとしても素早いです
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からの~・・・
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壁キックで三角飛び
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そして回し蹴りを叩き込む。
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/ぎゃあー\


着地。
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それにしてもただの教師のくせに園ちゃん格闘センス高い。

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スコーピオンは背中がふつくしい。

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サソリのポーズ
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そしてさらにそこから飛び上がって・・・
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二回蹴る。
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間髪を容れずさらに
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後ろ
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回し
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蹴り!

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・・・と、序盤は大活躍なサソリ座さんでしたが。

フォーゼが力をつけてくるにつれて苦戦を強いられる感じに。
ファイヤーステイツが出てきた頃には上から急かされるのもあって若干不遇でした。
渾身の毒針攻撃もあっさりメディカルスイッチで克服されちゃったし、残念無念。
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/虫タイプには炎技だよね!\
撮影中何気に頭の足外れてるし・・・不遇だ
・サソリ頭の足はボールジョイントではなく軸接続なので、油断してるとたまに外れます。要注意。
 別段劇中にモゾモゾ足がうごく描写があったわけでもなし、動く必要がないので心配な方は接着してしまってもいいかと思います。

最後はメテオの引き立て役に・・・残念無念。
\ok! METEOR! LimitBreak!!!/
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  \まさかわたしの進化がここで止まるなんて・・・!/
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その後、後半あたりになってレオのおっさんがスイッチを使ってサソリに変身したりもしますが・・・
あんなおっさんが入ってるスコーピオンなんてわたしはスコーピオンと認めません!

それにしても正体がバレないままの退場だったので、園ちゃんとライダー部の因縁には後々なんらかの決着が描かれると期待してましたが、 どうもこのままスルーされそうですね。
本編の残念ポイントだと思います。


蠍座のポーズ。(腰の辺りの星のカーブが蠍座←)
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女の子っぽくしてみた。
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 う・・・内股似合わねぇ~(;´∀`)


今回、初の敵怪人一般発売ということで期待していましたが、期待以上の良い出来でしたね。
造型、完成度は申し分なし。可動も若干制限される部分はあるものの、動かしていて気になるほどではありませんでした。 
ゾディアーツもあとはWeb限定で続々展開する予定のようなのでそちらの方も今から期待できそうです。
ひとまず早くリブラ欲しいですな。


というわけで、S.H.Figuarts スコーピオンゾディアーツのレビューでした~
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/星に願いを・・・!\ 


【今回の改造部分】
・交換用首の作成
・ゾディアーツスイッチ追加塗装
(S.H.Fスコーピオン 蠍のポーズを美しくしてみる